結びの言葉に「さよなら」は書けない

いいブログの説明が思いつかない

とあるklisの人生設計

これはklis advent calendar 19日目の記事です。

adventar.org

 

klis16のぜろななです。ちょっと卒研もさることながらいろいろバタバタすることが多い日々なんですが、12月頭くらいの私が大体書いてくれてたのでそれをそのまま上げようと思います。大目に見てください。もし何かあったらいつのまにかスッと修正するかもしれないです。

 

------以下大目に見てゾーン-----

 

もう3年も書かせてもらっているらしい。書き始めたときはまだ10代だったらしいので時の流れの速さに胃が痛くなりますね。

 

何を書くかTwitterでアンケートを取ったところ、就活と院試の話が1番需要があるらしいのそういう話をします。でもたぶんあんまり参考になる話はできないし、就活に関してはあんまり詳細な話もできないので、まあそういう人もいたんだなあくらいで読んでいただけると良いかなと思います。

 

klisあるある:進路迷子

もともと私がklisに入学した理由は学校図書館で司書として働きたいと考えていたからです。詳しくは省きますが、私は大学入学以前の人生の中で学校図書館がかなり重いウエイトを占めており、大人になってもこの場所に戻ってきたいなと考えたことがきっかけです。まあ司書になりたくてこの学類に入学するのはklisあるあるですね。

 

で、このklisあるあるに付随するklisあるあるとして「入学後に司書になることの難しさに気づき絶望する」というものがあると思います。正確な時期は思い出せませんが、例に漏れず私も、あれ、これ司書になるの(しかも中でも学校図書館の司書はあまりにも採用が少ない)難しくない…?という顔に入学後になった覚えがあります。

 

そして漠然と司書にはなれないかもしれないなあと思いつつ、2年生から3年生前半くらいまでずっと進路迷子をしていました。なんとなく周りに流されて公務員講座を受けたりとか、ひょんなことをきっかけに民間のインターンに行っていたり。司書以外の公務員の仕事にはあまり興味が持てなかったのと、司書は難しいらしいという噂にチキったということと、教職の履修の関係で公務員講座の出席が困難になったなどなどの理由から、3年の6月~8月くらいは普通に民間就活してました。

 

今思うと、学校図書館の採用が少ないとはいっても2019年現在埼玉県や神奈川県など学校司書に配属可能性がある募集があることと、司書を目指して真面目に公務員試験の勉強をしていた同期は司書の内定を手に入れた人が多かった(気がする)ことを考えると真面目に公務員試験の勉強をしておいた方がよかったんじゃないかとも思います。まあ紆余曲折があって今の私があるというのもあるかもしれないけど。

 

これを読んでいる司書志望の後輩には一秒でも早く公務員試験の勉強を頑張ることをおすすめします。

 

やっぱり図書館が好きという事実に気づき院進を決意する

そんな感じで進路迷子だったんですが、私の進路に関する大学生活のターニングポイントは国際インターンシップでした。詳細は去年の私のklis advent calendarをどうぞ。

 

seventy219.hatenablog.com

 

いろいろと学ぶことは多かったんですが、私にとって重要だったことは「あ、私、本当に図書館が好きなんだ」ということに気づけたことです。

 

国際インターンシップでは平日は毎日、計10日間は毎日図書館に行って図書館について勉強することができました。ちらっと書いた通り結構いろいろな進路を考えて結構いろいろなインターンに行ったりなんなりしていたんですが、その5億倍図書館のことだけを考える日々ってこんなに楽しいんだなと感じました。語彙力がないのでアホみたいなことしか言えないんですが、ほどほどの努力でほどほどの仕事をするよりリスクが高くても絶対図書館、特に当初の夢の通り学校図書館で働くことを目指したいなと思わせてくれたのがこの国際インターンシップでした。

 

とはいえ、公務員試験の勉強はカスカスのカスでずっとちゃんとやっている同期に今から追いつく気がしなかったので県の採用で学校司書になるのはかなり厳しいと思った(だから司書になりたい良い子のみんなは一秒でも早く公務員試験の勉強をしようね!)ことと、学校図書館で別ルートで働く道として私学の司書教諭なり学校司書として採用されるという道もあったんですが経験者を差し置いて大学卒業しただけのペーペーの私を採用するメリットはないと思ったことで、おそらく今から学部卒で学校図書館で働くのは無理だと悟ります。

 

そこで浮上した選択肢が大学院でした。大学院に行けば

  • 少なくとも学部卒より2年くらい多く公務員試験の勉強に使える
  • 図書館や特に学校図書館についてより深く勉強ができることで、実務経験は無理でも知識武装で私学の学校図書館の司書職を狙えるかもしれない
  • ↑で身に着けた知識は結局公立の学校図書館で働くとしてもおそらく役立つものだと思われる
  • 図書館の勉強するのは楽しい
  • 私は比較的成績が良かったのでこの成績をキープできれば大学院推薦も狙える
  • ついでに学生生活を2年延長できるのも楽しい
みたいなメリットがあるのではないかと考えた次第です。というわけで、私の大学三年後半以降の進路希望は大学院進学でした。
 

大学院入試を受けるまで

ここはありきたりな話なんですが、院試を受けました。ありがたいことに合格を頂きました。

 

あまり特別なことはしていないのでそんなおお~となるようなアドバイスはできないのですが、院試を受けるまでにやっていたこととしては

  • (結局推薦で合格したので使わなかったけど推薦対象者が発表されるのが4月?くらいで遅かったので一般入試を見据えて)TOEICの勉強をした。詳しい点数は控えるが三年春学期のスコアより1か月で150点くらい?は上げた。推薦で万が一落ちても一般でワンチャンと思えるくらいのスコアだと少しだけ安心できる
  • 精神安定のために少しだけ民間就活して1社だけ内定をキープしていた。適当な民間就活しかしてないので民間就活自体のアドバイスはできないけど、院試は早くても7月にしか合格が出ないのに、7月の前に民間志望の子は続々と進路が決まるので、最悪ここに行けば死なないという選択肢を用意していたのは私はよかった。これは公務員志望も近いものがあると思う。周りが決まっているストレスより民間就活するストレスの方がハイカロリーな場合はやる必要ないと思う
  • 推薦の書類を早めに用意する。研究計画書を早めに書く。私はよく覚えてないけど締め切りの一週間前くらいには出した。多分直前になって研究計画書が書けてないとか、何かの書類が足りないとかそういうことが起こるとかなり焦ると思う。ただし早く書類を出しすぎると試験が朝イチになる可能性があるので起床に自信がない人は少し遅めに出してもいいかもしれない
  • たくさん面接の練習をした。いろんな人に面接(私の場合はプレゼンテーションと質疑応答)の練習に付き合ってもらった。指導教員や同じゼミの人はもちろん、来年からはよくわからないけどslisは色んな専門分野を持つ先生がいるので色んな専攻の友達なり先輩なりに見てもらうのも有効だと思う
  • 想定質問集を作って、想定質問に対する回答はすらすら言えるようにした。ほとんど聞かれなかったけど
 などなどです。あまり目新しい話はないですね。もしTOEICの勉強の話とか民間就活の話とか聞きたい人がいれば適当に会ったときでもDMでもLINEでも聞いてください。
 

並行してやっていた司書就活

そして、私はここまで書いてきた諸々や卒業研究などその他諸々と並行しながら今年何校か私学の学校図書館の採用を受けていました。理由はもしかして内定が頂けるのではという下心も1ミリくらいはありましたが基本的には練習でした。

 

私学の学校図書館でも専任、正規の求人は本当に少ないです。だから、少しでも私学の図書館が現在傾向としてどういうことを求めているのか、それに対してどういう回答なり対策なりをすると良さそうなのか、どういうふうに準備したら上手くいきそうなのか、などなどといったデータを持っておいても良いかな、と思ったので。まあもちろん学校によって全然求めていることは違うかもしれないけど、民間だったら面接たくさん受けて面接慣れするということもできるけど、この業界はそういうわけにもいかないので。

 

で、結論を言うと私の想定に反し、ある学校の図書館の専任の職で内定を頂きました。あまり詳しく書くのはいろいろと問題があるのでここでは詳細は伏せさせていただきます。もしほかにも学校図書館で働きたい物好きがいて、もしもう少し詳しく聞きたいという方がいれば直接なりDMなりLINEなりで話せる範囲ではアドバイスします。

 

というわけで私の想定とは順番は前後してしまったのですが、私の就職活動におけるゴールは「専任、正規の職で学校図書館で働く」であったので、この内定をありがたく承諾させていただくことにしました。まさか本当に、しかもこんなに早く夢が叶うとは。

 

社会人院生になる(かもしれない)

というわけで、まあ普通は大学院を辞退して司書になります。めでたしめでたし。という感じになるのかなと思うのですが、私は謎の往生際の悪さを発揮してせっかくなら大学院も行きたいな、などと考えています。今持っている形態の合格の切符を使って行けるかはまだわからないので交渉中です。もし今の形態の合格ではダメでもどこかのタイミングで何かしらの方法を用いていきたいなあと思っています。

 

真面目な理由を話しておくと

  • 過去にも大学院と就職が同時に決まってしまった人が弊ゼミにはいたらしく、両立して修了した人もいたよという指導教員のアドバイスがあった
  • 分析は本当にしんどい気持ちになるけど今年研究をしてみて好きなことを調査をするのは本当に楽しかった
  • 一方で調査、分析、執筆など研究に関するあらゆる能力が足りていないと感じた一年だったので、もう少しそういった研究スキルを伸ばしたいと思った。学校図書館で働くうえで探究的な学習やそれに伴い中学校や高校における卒業研究・論文の指導に関わる機会もある気がするので、そのベースとなる研究スキルをもう少し高めたいと思った
  • 卒業研究では他の人が作る学校図書館に乗っかって結果を出そうとしているが、自分の作る学校図書館で本当にその効果があることを証明したいと思った
  • 当初の予定通りこの研究科でもう少し図書館について学ぶことは仕事にも役立つんじゃないかと思ったし、来年度からいろいろ合併する関係で学類生時代は教職科目以外ではほとんど触れられなかった教育学分野や心理学分野について学べるかもしれないので、それもメリットだなと思った
  • 今まで出会ってきた尊敬できる教員が文系でも修士卒の方が多かったので、その人たちと対等に話せるような人間になりたかった(なれるとは言ってない)

という感じです。

 

まとめ

すきなことをしていきよう こなみ

 

以上、紆余曲折した(している?)4年生のお話でした。役に立たない話でごめんなさい。いろいろ紆余曲折してもなんとかなりそうなので、後輩のみなさんは安心してください。でも自分のやりたいことについてちょっとだけ考えてみるといいかもしれない。

 

おわり

 

明日はういういさんです!お楽しみに!